こんにちは、紫野 (しの) です。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今回は、秋田県男鹿市で毎年開催される
「第 62 回 なまはげ紫灯祭り」
に行ってきました。今年で、62回目の開催だなんてすごいですよね。
冬の秋田を旅するなら、一度は訪れてほしいのが男鹿市で行われる「紫灯祭り(しとうまつり)」。
毎年2月上旬に開催されるこの祭りは、雪国ならではの幻想的な風景と、地元の温かなもてなしが魅力です。雪原に揺れる無数の灯りが、寒さを忘れさせてくれるほど心を温めてくれます。
この男鹿半島に伝わってきた「なまはげ」に関する行事に、今回初めて参加したのですが、寒い中でも熱気溢れるお祭りにとても感激しました。大きな焚き火に舞い降りる雪など、幻想的な雰囲気もあり、まさに冬のお祭り!という感じでしたので、どんなことをしたお祭りだったのかを紹介したいと思います!
紫灯祭りとは?
紫灯 (せど) 祭りは、秋田県男鹿市で冬の風物詩として親しまれている行事で、毎年たくさんの人で賑わう、大人気のお祭りです。
このお祭りは、雪深い地域での暮らしに感謝し、地域の人々や観光客が一体となって楽しむ交流の場でもあります。
夜になると、雪で作られた灯籠にキャンドルが灯され、真っ白な雪景色にオレンジ色の優しい光が広がります。
厳しい冬だからこそ生まれた、心温まるお祭りなんですね。
紫灯祭りの見どころ
雪灯籠とキャンドルの光景
祭りの一番の魅力は、雪灯籠とキャンドルが作り出す幻想的な空間です。なまはげ館の周辺には、このようななまはげを模した、大小さまざまな雪灯籠が並び、灯りが揺らめく光景は、まるで物語の世界に迷い込んだように綺麗でした。
写真好きにはたまらないスポットなのか、たくさんの人がこの雪灯籠と一緒に写真を撮っていましたよ!
郷土芸能の披露
2025年の会場では、男鹿を代表する「なまはげ太鼓」などの迫力あるパフォーマンスや男鹿のなまはげの習わしなどを実演してくれました。お祭り開始時には、巫女舞の演舞もあり、とても見応えがありましたよ。
特に、雪の夜空に響き渡る太鼓の音と舞いと大きく強く燃え上がるとんどの炎は、祭りをさらに盛り上げてくれました。
会場にはライブモニターが設置されていたので、人混みで周りが見えなくても、何をしているのかを観ることができました。とても良い配慮だったと思います。
地元グルメ
会場周辺には、きりたんぽ鍋やしょっつる汁、甘酒や地酒など、体を温めてくれる屋台がところ狭しと並び、お祭りを見ながら屋台料理をつまめます。
冷えた体に染み渡る郷土料理を味わうのも楽しみの一つですが、やはり、地酒がとても人気でしたね!
ちなみに、私は、焼きたてのたっぷり味噌だれがついたきりたんぽをいただきました。とっても美味しかったです!(満足、まんぞく)
体験ポイント
- おすすめ撮影スポット:雪灯籠が並ぶ通りや、灯りが川面や雪原に映える場所は特にフォトジェニック。(なまはげ館周辺が撮影スポットになっています)
- 寒さ対策:夜は氷点下になるため、防寒着・カイロ・雪道用の靴は必須。(寒さに耐えられなくなったら、なまはげ館に行きましょう!)
- 交流の雰囲気:地元の人たちが温かく迎えてくれるので、観光客でも安心して参加できます。(お店がたくさん出ていて、とても活気があります!)
アクセス情報
秋田駅から男鹿市までは電車またはバスで約1時間半くらいで駅に到着します。お祭りの時期は、男鹿駅から臨時の輸送バスが出るそうで、そのバスを利用して神社まで行くことができます。
また、車で行かれる場合は秋田自動車道を利用して、お祭りの会場周辺に設けられる臨時駐車場に止めると良いです。
開催時間は夕方から夜にかけてで、今年のお祭りでは、入場手形を購入して会場に入ることができました。
詳しい開催日程は、男鹿なびの公式サイトに専用のサイトが作られるので、そこで確認すると良いです。
今年の公式サイトのURL:https://oganavi.com/sedo/
周辺のおすすめ観光スポット
祭りとあわせて訪れたいのが、男鹿温泉郷。雪景色を眺めながらの露天風呂は格別ですね。
私はツアーで参加したので、なまはげ館・男鹿真山伝承館の入場券が付いていたこともあり、男鹿の伝統文化「なまはげ」の世界を体験してきました。
たくさんのなまはげのお面が飾られていて、圧巻でしたよ。
家族連れには、ペンギンやホッキョクグマに会える男鹿水族館GAOも人気だそうです。
お祭りの前日か翌日に時間があれば、温泉も水族館も行ってみたかったのですが、
できなかったので、次回のお楽しみにしたいと思います。
まとめ
紫灯祭りは、雪国ならではの自然の美しさと、人々の温かさが融合した特別なお祭りです。
雪と炎のコントラストが織りなす幻想的な夜は、きっと忘れられない冬の思い出になるはず。
秋田旅行を計画する際は、ぜひこの祭りを行程に加えてみてはいかがでしょうか。